2016-10-26 喪失の射光 ふいに訪れた不都合な希望へ挨拶がわりに牙を剥く未知なる場所でつもり積もった約束を果たそう数え忘れた時など無いし新たになぞることだって覚えた気まぐれに調子に乗って砕かれぬ意志を持ってとてもじゃないが羽ばたけない風にも応じてやろう見なくていいさ 傍にいてくれそれでも本当は知っている永遠にも似た最後の応援なんだろう泳ぎ切ることを知らない 駆け抜ける魚の果てよ