絵と言葉

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身体の奥底で眠る力は解放を待ちわびている。その力は時に闘争の源となり、本能と結び付きながら、人間の本質を見つけようと真の戦いをする。 ――抽象的な絵画「募り続ける闘争本能」と流れ行く言葉――

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身体の奥底で眠る力は解放を待ちわびている。
その力は時に闘争の源となり、本能と結び付きながら、
人間の本質を見つけようと真の戦いをする。
物騒な類いの戦いではない、
心と心をぶつかりあわせ、全てをさらけだす、
人間の浄化への戦い。
人として正直に生きることの愚かさを
どうにかして素晴らしさに変えたい、
そうした人間の浄化への戦い。
わき上がる想い、血気盛んな精神、
みなぎる力は日毎日毎に募り続け、
美しく激しい闘争をこれでもかと内包している。
生きていることは、気のせいではないはずだ。
鋭い熱意を溢れんばかりに表そう。

 

 

様々な存在が往来する社会という名のこの世界で一体どんな風に明日を試そうか。 ――抽象的な絵画「駆け巡る決意」と流れ行く言葉――

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様々な存在が往来する社会という名のこの世界で一体どんな風に明日を試そうか。
豊かな発展を見せる一方で窮屈な停滞を漂わせる悲しき時代の流れ。
その流れに逆らうことなく受動的な魂を繰り返す人々が案外多く居るのではないかと感じる。
何故、自身の中に自身を持たないのか。
大いなる目的、飽くなき野望、大胆な志。
もはやほとんど無謀ともいえる独自の計画を掲げ、
純粋な熱量をもって、意欲的に己を発信していくべきである。
窮屈を脱ぎ捨てた社会を目指すためには寛容な土台が重要だ。
未来を託す側の者は未来を託される側の者から気力や活気を奪ってはいけない。
新たな時代を構築する予感を見守り、時に手を差しのべ、
あくまで自由と意思を尊重するのだ。
しかし実際には理想通りの環境が整うわけではない。
例えば希望を唱えたところで厳しい風は止みはせず、
理解、許容、認識、肯定、あらゆる良好な要素は鳴りをひそめ、
夢を見ることさえ許されない。
傍らには常に噛み殺せない事実がある。
ただしなんとしても己を諦めてはならない。
例え大多数の承認を受けられなくとも、何らかの抑圧を受けようとも、
揺るぎない思想や自由な精神を失うことなく、
時には抗いや衝突も辞さない姿勢で、自らの意思を胸に生きていく。
その確固たる決意はどこまでも駆け巡り、
社会を活気づける源になり得るだろう。
可能性という無限の奇跡じみたものに賭けてしまえばいい。
そのためには各々が自分自身としっかり向き合い、
新たな歴史を刻んで行こうとするような気概を持つことが大切だ。
個人の力などたかが知れている。
しかし一人一人の意識の変革はやがて社会にも大きな変革をもたらすだろう。
絶望こそ希望なのだ。
強い決意を伴った行動には凄まじい価値がある。
様々な存在が往来する社会という名のこの世界で一体どんな風に明日を試そうか。
人は、社会は、無限だ。

 

 

抽象的な絵画の一部(全てキャンバスとアクリル・サイズはF15~40まで様々)

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【駆け巡る決意】

 

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【募り続ける闘争本能】

 

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【静力】

 

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【思惑の速度】

 

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【熱を帯びた非情】

 

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【賑やかな哀しみ】

 

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【諦めを呑む願い】