絵と言葉

私の絵画や言葉を公開しています。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

喪失の射光

ふいに訪れた不都合な希望へ挨拶がわりに牙を剥く未知なる場所でつもり積もった約束を果たそう数え忘れた時など無いし新たになぞることだって覚えた気まぐれに調子に乗って砕かれぬ意志を持ってとてもじゃないが羽ばたけない風にも応じてやろう見なくていい…

とてつもなく愚かな勘違いに呑まれている可能性の中で 何故に 再び耳を澄ますのか

釈明不要の単純な価値は美しい夢によく似ていた扉を開けようとすることに恐らく理由はほとんど無い掘り出される保証など持たない希望を求め歪んだ道で真っ直ぐな賭けを試す弾き出されたよくある答えは尊さのために狂わされるべきだろう気のせいだと言い聞か…

頭打ちな景色を蹴破る鍵を手に入れればそこには動脈が流れている

あの心が好むであろう有り様は脇目も振らずにしつこく甦る背けたくなるほど見つめ続ける選択は間違っていない力の基なら自ら作れば良い巡り合わせの隙間から降り注ぐ生ける影も開始を手伝う劇的な何かが無ければこのまま変わらない頭打ちな景色を蹴破る鍵を…

無意識に頑なを守る点滅も正面から見つめてみようか

あらかじめ提供された嘆きを地の奥底まで流しきりカラスの羽のような余波をもぎ取っては何が意味かなど知らないと古い波を無視して突っ切る無意識に頑なを守る点滅も正面から見つめてみようか聞き飽きたことなんて何一つない自分勝手で都合の良い変革を今す…

憂鬱を取り入れた真の意欲が大いなる明日を切り拓いていく。 ――抽象的な絵画「諦めを呑む願い」と流れ行く言葉――

社会という現実の最中で人々は嫌でも落胆を集め、とめどない渦のような不条理の前であらゆる主張が意味を失う。何者かの都合で簡単に形を変えていく正当性は果たして何者を救うのか。つつかれた日々の裏側に潜む真実から目をそらし地面と同化した精神は二度…